こんにちは
神戸ヘアケア協会の会長、seventh hair salonの吉田です(@kenichiyoshid10)
いわゆるブリーチ(脱色剤、脱染剤)というのはなぜ髪の毛が傷む?
誤解のないようにいいますが髪の毛が痛むのはブリーチだけに限らずファッションカラーやグレイカラーももちろん髪の毛に対して負担はあります(マニキュアカラーは傷まない)
というか、ファッションカラーもブリーチも大きく捉えると染まる仕組みや薬剤の構造は似ています
ファッションカラーの中身
一剤‥アルカリ剤、染料
二剤‥過酸化水素
ブリーチの中身
一剤‥アルカリ剤(メラニン色素を抜くのみなので染料ははいっていない)
二剤‥過酸化水素
ファッションカラーやブリーチカラーで髪の毛が染まる仕組み、プロセス
- アルカリ剤の働きで毛髪が膨潤してキューティクルが開く
- アルカリ剤が過酸化水素を分解して水と酸素が発生
- 酸素がメラニン色素を脱色して明るくなる
- 酸素が酸化染料同士を結び付けて発色(ブリーチはここの工程がない)
- 髪の毛が染まる
かなり大雑把にかいていますが、上記を見るとファッションカラーもブリーチも薬剤の中身や髪の毛が染まる仕組みは同じような構造ですよね。
では何故ブリーチはファッションカラーより傷むのか?についてですが、単純に一剤に配合されているアルカリがブリーチの方が強く設定されているんですね、んでブリーチを美容室でするとなると、染める回数もその日に二回、へたしたら三回染めたりするケースもあるのでこの二点が原因です(もっと細かくいうとブリーチの塗り方や薬剤の配合、ブリーチの放置時間、髪の毛の質、状態にも変わりますがそれはおいておいて)
もちろんこんな事をかいていますがブリーチ自体を全然否定しているわけでもなく、ブリーチが加わる事でヘアカラーの幅もかなり広がりますし上手に扱えばブリーチは美容師の味方にもなります(髪の毛はかなりダメージを受けますが)
ただブリーチの扱いはかなり高度な技術が必要なのもたしかです
さてブリーチは何故傷むのか?についてでした、何となくブリーチは傷むと感覚的に分かっている方も多いと思いますが少し掘り下げてブリーチについてかいてみましたので、あなたの参考になれば幸いです。
セブンスヘアーサロン
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