こんにちは
神戸ヘアケア協会の会長、seventh hair salonの吉田です(@kenichiyoshid10)
へアカラーをして綺麗な髪色になったけど少しだけ赤っぽい感じになる
もしくは
ヘアカラーをして数週間退色していくと赤っぽく退色していく‥といった感じになることはないでしょうか?
もちろんこの現象は、ヘアカラーの色味やもともとの髪の毛のメラニン色素であったり髪質等々で完全に赤みを取り除くことは不可能ですが(ブリーチカラーはまた別もの)
そんななかでも、出来るだけ髪の毛を染めたあとに赤みが出にくくするカラーの方法の話しです。
それはそうと、よく美容室で赤っぽく出るのを防ぐのに「マット系の色を混ぜておきますね~」と美容師さんに言われたことはありませんでしょうか?
ちょっと専門的な話しになるんですが‥。
色には補色関係というものがあり。
例えば赤の反対色は緑、青の反対は橙色(オレンジ)、紫の反対は黄色といった感じで(かなりざっくり書いてます)相反する色を混ぜることでブラウンになるというのが補色というのですが。
先ほどの美容師さんの例でいえば赤が出るのを抑えてナチュラルなブラウンにするには緑系のヘアカラーを染める、黄色っぽく出るのを防ぐには紫系の色を染める‥。
といった具合でわざと反対色の色をぶつけて補色させて中性的なブラウンにしたりします。
なので基本的には髪の毛を染めたあとに赤っぽく色が出るのを防ぐには緑系の色をいれて染めるのが結論になるんですが。
今回はさらにこの赤っぽく色が出るのを防ぐ方法として掘り下げていくとヘアカラーにはトーンコントローラーと呼ばれる代物のカラー剤があります。
トーンコントローラーとはなんぞやという事なんですが‥
一般的なヘアカラー剤には例えばアッシュ系のヘアカラーといってもアッシュ(青)がまるまるヘアカラー剤に配合されているわけではありません。
少し黄色が入っていたり茶色が入っていたりちょこちょこ違う色も配合されています。
そこでトーンコントローラーの出番です。
トーンコントローラーは通常のヘアカラーよりさらに純粋に色味が配合されているカラー剤なんですね。
私の美容室で使用しているMILBONのトーンコントローラーの例でいえばグリーンというトーンコントローラーであれば通常のマット系のカラーをさらにマット系に色味をよせたいのであればトーンコントローラーのグリーンを何割か配合してマット感を強めたりしたりします。
なので先ほどの髪の毛を染めたあとに赤っぽく色がでるですが、さらに赤っぽく色が出るのを防ぐのに通常のマット系のヘアカラーにトーンコントローラーと呼ばれる色を入れてあげるわけですね。
そうすることで普通にマット系のヘアカラーで染めるよりトーンコントローラーを混ぜて染めると赤がより削られるわけです。
とはいえ美容室でさらに赤を抑えるのにトーンコントローラーも混ぜていきますね!とわざわざいう美容師さんもあんまりいてないとは思いますが笑
まあ赤っぽく色を防ぐ為のカラーの方法は掘り下げていくとわりと奥が深いのです。
髪の毛を染めたあとに赤っぽく色が出るのを防ぐ方法についてでした。参考になれば幸いです。
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セブンスヘアーサロンの吉田でした