髪のブログ

【鬼要望】カット無しでパーマをあてたい

f:id:seventhhair:20180707192856j:plain

 2021年7月6日更新↻

 

 

こんにちは

神戸ヘアケア協会の会長、seventh hair salonの吉田です(@kenichiyoshid10)

 

 お客様とのカウンセリングでの一コマ。

 

お客様「あ~カットはいらないからパーマだけ巻いてくれへん?」

美容師「カットなしのパーマ?‥‥わかりました」

…と、こういう風にお客様から提案されたことってないですか?

 

 こういうとき、お客様の言う通りそのまま言われた通りにカットせずにパーマをワインディングしますか?もしくはちゃんとカットをしてからパーマを巻いた方が良いとお客様に説明するでしょうか?

 

 美容師ならばパーマとカットはきっても切り離せない関係にあるの分かっていると思います。

でも美容師じゃない一般の方はそんなの知りません。

なのでこれらのことは丁寧にお客様に納得いくように説明していくのが一番ですよね。

 

 そもそも何故パーマにカットは必要なのか?! 

 例えば三カ月前か二カ月前にカットしている方であれば当然その三カ月か二カ月の期間中、髪の毛は伸びます。

髪の毛が伸びるということはどういうことか?

 

 三カ月前か、二カ月前に作ったヘアスタイルの形は三カ月後には崩れています、そしてその崩れているヘアスタイルにはカットをして綺麗に形を整えないといけません。

 

カット無しの現時点でお客様がしたいパーマをかけるのは恐らくほとんどの場合希望通りになりにくいです(ただパーマをあてるという行為は全然できますが)

 

 

 ヘアスタイルの形を綺麗に整えた上でパーマを巻く。

これがパーマをするときに大前提となる考え方です。

 

 

他にもまだまだ必要な理由はあります

  • 毛先の傷みを断裁
  • 毛量の調節
  • パーマをするヘアスタイルに近付けるカット調節

これらのことを含めると

 

ただただお客様に言われた通りにカットをせずにパーマをするのがベストではないですよね。

 

 ここまでは美容師さん向けに書いていますが、こんな技術的なことを延々とお客様に説明しても恐らく分かったような分かってないような感じになると思います。

 

 なので!お客様にはわかりやすく出来るだけシンプルに伝えないといけません。

 

それらをわかりやすくシンプルに伝えた上でお客様から疑問がわくようであればその都度、お客様の疑問に思っていることを深堀しながら丁寧に説明していくのがお客様とのコミュニケーションや信頼につながるのではないでしょうか。

 

ではお客様にはどう説明する?

 

これは僕が実際にサロンでこういう場面があると、最初に書いているようにカット無しでは希望のスタイルになりにくいと伝えます。

 
お客様にもよりますが
 
美容師であれば髪の毛に関する事は何でも出来るんじゃないの…?
という風に言われることもありますがそうではないですよね。
 
 
  • ブリーチした髪の毛にパーマをあてる然り
  • ストレートパーマがあたってる髪の毛にパーマをあてる然り
 
これらのことも技術的に出来ないこともないですがしたらお客様の髪の毛がどうなるのか?
 

もちろんお客様はカット無しでも自分がしたいパーマスタイルが出来ると思って提案してくるわけですからその意思や思いも尊重しつつ何故カットをしないとパーマが出来ないのか?という事をちゃんと順を追って丁寧に伝えていく必要があります。

 

とはいえ毎回、毎回同じケースに遭遇するわけではないのでそこはケースバイケースでいきます。

 

あ、今までのことをひっくり返すことを言いますが笑

 

極論パーマはカット無しでもあてることはできます、でもそれは本当のパーマではありません。

ただただパーマのロッドで髪の毛を湾曲させただけでありデザインの要素が全く入ってないからです。

 

なので僕の場合はお客様にはイメージが湧きやすいようにヘアカタログや口頭で、カットをしてからパーマをあてたほうがよりベストなパーマスタイルになるということを伝えています。

 

あなたも自分のなかで「これはこうだから、こうなってこうなる」という一定の理論を立てて説明するお客様にも分かりやすく伝わります。

 

色々なお客様からの要望がある

今回のお客様からのカットなしのパーマの要望もそうですが、お客様も美容師に期待をしていなかったらそんな要望すら出てきません。

 

裏を返せばその方はあなたならこのスタイルを叶えてくれるかもしれないという期待感で言っているのです。

 

 お客様も担当の美容師にそこまで期待感や自分を変えてくれるかも?といったワクワク感を持っていなければそんな提案も絶対にしてきません。

 

 話しは変わりますが期待感やワクワク感に加えてこんな一コマもサロンではよくある風景です。

 

 

~カウンセリングの一コマ~

美容師「今日はどんな感じにしますか?」

お客様「あ、もう前回と同じヘアスタイルでいいよ」

 

 

とてもざっくりですが…。

 多分お客様側も美容師に対して期待感もわくわく感もなければこんな感じの流れのカウンセリングになります笑

 

 長年担当しているお客様に対してこんな感じのサロンワークになってませんか?

 

何かの縁がありお客様の髪の毛をカットしているのですからちょっとした変化でもお客様からしたら嬉しいですしワクワク感も倍増します。ほんとうにちょっとした変化でもいいと思います。

 

 最後になりますが、お客様にとって変化を感じれれるような、喜ばれるような、そしてお客様の人生の質があがるような提案をしていきましょう~!

 

最後まとまりがないですがお客様からのパーマ提案のことについてでした。

 

 

 他の美容に関する動画も併せて如何でしょうか

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 

他の美容に関する記事も併せて如何でしょうか

seventhhair.hatenablog.com

 

seventhhair.hatenablog.com

 

seventhhair.hatenablog.com

 

セブンスヘアーサロン

address 神戸市灘区篠原南町7丁目4-13山田ビル一階

TEL 078-806-5090(予約優先制)

営業時間 午前9時~午後17時

定休日 月曜日、木曜日

 

 

併せてどうぞ↷

seventhhair.hatenablog.com

 

 

 面貸し、ミラーレンタルの美容師さんも募集しています↷

seventhhair.hatenablog.com

 

seventhhair.hatenablog.com

 セブンスヘアーサロンの吉田でした

にほんブログ村 美容ブログへ
にほんブログ村